0229◎
年 紀
◎(1)
▲当流上人の御勧化の信心の一途は、 …
*寛正二年三月 日
◎(2)
▲凡親鸞聖人の御勧化の一義のこゝろは、 … …0230… …0231…
*文正元
◎(3)
▲おほよす当流の勧化のおもむきは、 …
*応仁二年四月中旬
◎(4)
▲(詠歌) このごろの信心がほの行者たち、 … …0232…
[応仁二年四月廿四日]
◎(5)
▲夢中文 このごろの信心がほの行者たち、 …
◎(6)
▲応仁二年孟冬仲旬之比より江州志賀郡大津辺より忍出、 … …0233…
◎(7)
▲如来の御弟子か我弟子か之事 …0234…
近比加州片山里居住仕候
◎(8)
▲*文明第三炎天のころ、 … …0235… …0236… …0237…
◎(9) 門徒弟子章
▲或人いはく、 当流のこゝろは、… …0238…
文明三年七月十五日
◎(10)
▲文明第三初秋仲旬之比、 … …0239… …0240…
[文明三年七月十六日]
◎(11) 出家発心章
▲当流親鸞聖人の一義は、 … …0241…
文明三年七月十八日
◎(12)
▲勢ひきゝ人のいはく、 … …0242…
文明三年九月十八日
◎(13) 猟漁章
▲まづ当流の安心のおもむきは、 … …0243…
文明三年十二月十八日
◎(14)
▲一念多念事 …0244…
*文明四年二月八日
◎(15)
▲善導云、 …0245… …0246…
文明四年二月八日
◎(16)
▲「一向専修の名言をさきとして、 … …0247…
文明四年二月八日
◎(17)
▲静に惟ば、 … …0248… …0249…
*文明五 八月廿二日
◎(18)
▲文明第四 十月四日、 … …0250…
文明五年八月二十八日…
◎(19) 自問自答章
▲抑親鸞聖人の一流においては、 … …0251… …0252…
*文明四年十一月廿七日
◎(20)
▲そもそも去年冬のころ、 … …0253… …0254… …0255…
文明五年二月一日
◎(21) 雪中章
▲そもそも当年よりことのほか、 … …0256…
文明五年二月八日
◎(22)
▲そもそも昨日ひとのまふされさふらひしは、 …
文明五年二月九日
◎(23) 睡眠章
▲抑当年の夏このごろは、 … …0257…
文明五年*卯月廿五日
◎(24)
▲一 ある人いはく、 昨日ははや一日の雨中なれば、 … …0258… …0259… …0260…
[*文明五年九月 日]
◎(25)
▲抑此両三ヶ年の間に於て、 …
文明五年八月二日
◎(26) 弥生中半章
▲さんぬる文明第四の暦、 … …0261… …0262…
文明五年八月十二日
◎(27) 吉崎建立章
▲文明第三初夏上旬のころより、 … …0263…
文明五年九月 日
◎(28) 物忌章
▲抑当宗を、 昔より人こぞりて… …0264…
[文明五年九月 日]
◎(29) 当山多屋内方章
内方教化 ▲そもそも吉崎の当山において他屋の坊主達の内方とならんひとは、 … …0265… …0266…
文明五年九月十一日
◎(30) 電光朝露章
超勝寺にてあそばす
▲それおもんみれば、 … …0267…
*文明五年九月中旬
◎(31) 此方十劫邪偽章
超勝寺にて/是も超勝寺にて[本証寺五帖本]
▲そもそもちかごろはこの方念仏者のなかにをいて、 … …0268…
文明第五 九月下旬比
◎(32) 年来超勝寺章
超勝寺にて[高田本]/是は超勝寺にて[本証寺五帖本]
▲抑年来当寺門徒において、 …
[文明第五 九月下旬]
◎(33) 誡誹謗章
超勝寺にて
▲そもそも当流念仏者のなかにをいて、 … …0269…
文明五年九月下旬
◎(34)
▲夫当宗を一向宗と、 …
0270[文明五年九月下旬]
◎(35)
▲夫当流をみな世間に流布して一向宗と号すること、 … …0271…
文明第五 九月下旬第二日
◎(36) 宗名章
▲問ていはく、 … …0272… …0273…
文明第五 九月下旬第二日
◎(37)
▲端書云 右斯文どもは、 …
文明第五 九月廿七日
◎(38)
▲右斯三ヶ年之間、 … …0274…
文明五年十月 日
◎(39)
▲去ぬる文明第三之暦林鐘上旬の比より当年までは、 … …0275…
文明第五 十月三日
◎(40)
▲定 於真宗行者中可停止子細事 …0276…
文明五年十一月 日
◎(41)
▲抑今月廿八日は忝も聖人毎年の御正忌として于今退転なく、 … …0277…
文明第五*霜月廿一日
◎(42)
▲或人申されけるは、 此一両年の間加賀・越前の… …0278… …0279…
文明五年十二月 日
◎(43) 御さらへ章
▲抑今度一七ヶ日報恩講のあひだにおひて、 … …0280…
文明第五 十二月八日
0281◎(44)
▲抑今度一七ヶ日報恩講のあひだにおひて、 … …0282…
文明第五 十二月八日…
◎(45) 出立章
▲抑開山聖人の御一流には、 … …0283… …0284…
文明五年十二月十二日
◎(46)
▲文明五 十二月十二日書之。 …0285…
◎(47)
▲夫親鸞聖人の御門徒に其名をかけん輩に於ては、 … …0286… …0287…
◎(48)
▲夫親鸞聖人の一流にその名をかけんともがらにおいては、 … …0288…
*文明六年六月廿一日…
0289◎(49)
▲去ぬる文明第四初夏下旬之比の事なりしに、 … …0290…
[文明五年十二月中旬]
◎(50)
▲夫人間の体をつくづく案ずるに、 … …0291…
文明第五 十二月十三日 …0292…
◎(51)
▲抑先年前住在国のときの教化によりて… …0293…
*文明第五 十二月廿二日
◎(52)
▲夫人間の体たらくをしづかに案ずるに、 … …0294…
文明五年十二月廿三日
◎(53)
▲抑かの乗念といへる法名をよくよくかんがへみれば、 … …0295…
◎(54) 神明三ヶ条章
▲夫当流開山聖人のひろめたまふところの一流のなかにおいて、 … …0296… …0297…
*文明六年正月十一日
◎(55)
▲抑斯当山へ参詣の人々においては、 … …0298…
◎(56)
▲去年霜月のころよりこのかた、 … …0299… …0300…
文明六年正月廿日
◎(57) 横截五悪趣章
▲それ弥陀如来の超世の本願とまうすは、 … …0301…
[文明六年二月十五日夜]
◎(58) 珠数章
▲抑此三、 四年の間にをいて、 … …0302…
文明六年二月十六日
◎(59) 掟章
▲抑当流の他力信心のおもむきをよく聴聞して、 …
[文明六年二月十七日]
◎(60)
▲今聴聞するところの他力信心のとをりをよくこゝろえたらん人々は、 … …0303…
文明六年二月十七日
◎(61) 易往無人章
▲静におもんみれば、 それ人間界の… …0304…
文明六年三月三日清
◎(62) 本師本仏章
▲それ十悪・五逆の罪人も、 … …0305…
文明六年三月中旬
◎(63) 忠臣貞女章
▲そもそも阿弥陀仏をたのたてまつるについて、 … …0306…
文明六歳三月十七日
◎(64)
▲それ文明第三の天五月中旬のころ、 … …0307… …0308…
*文明六年九月 日
◎(65) 仏身凡心一体章
▲夫当流親鸞聖人のすゝめましますところの一義のこゝろといふは、 … …0309… …0310…
文明六年五月十三日
◎(66) 五重義章
▲夫当流親鸞聖人の勧化のをもむき、 … …0311…
*文明第六 五月十七日
◎(67) 人間五十年章
▲夫人間の五十年を勘がへみるに、 …
文明第六 六月中の二日、 …
◎(68)
▲凡念仏まふして後生たすかるといふことをば、 … …0312…
*文明六年六月十九日
◎(69)
▲或人のいはく、 参河国さかざきの…
文明第六 六月廿五日
◎(70) 我宗名望章
▲夫当流にさだむるところのをきてをよくまもるといふは、 … …0314…
文明第六 七月三日
◎(71) 秘事法門章
▲夫越前国にひろまるところの秘事法門といへることは、 … …0315… …0316…
文明六年七月五日
◎(72) 九品長楽寺章
▲そもそも日本にをいて浄土宗の家々をたてゝ、 … …0317…
文明六年七月九日
◎(73) 其名ばかり章
▲抑当流にをいて、 … …0318… …0319…
文明第六 七月十四日
◎(74)
▲夫浄土宗のこゝろ、 … …0320…
文明六年八月五日
◎(75) 如説修行章
▲夫諸宗のこゝろまちまちにして、 … …0321… …0322…
文明六年八月五日
◎(76) 性光門徒章
▲この方河尻性光門徒の面々にをいて、 … …0323…
文明六年八月六日
◎(77)
▲抑此方北庄一里五十町の間、 … …0324… …0325…
文明六年八月十日
◎(78) 大聖世尊章
▲夫倩人間のあだなる体を案ずるに、 … …0326…
文明六年八月十八日
◎(79) 諸仏悲願章
▲抑諸仏の悲願に弥陀の本願のすぐれましましたる、 … …0327… …0328…
文明六年九月六日
◎(80) 唯能常称章
▲夫南无阿弥陀仏とまふすはいかなるこゝろぞなれば、 … …0329…
文明六年十月廿日
◎(81)
▲倩以、 夫吉崎の当山にをいて… …0330…
文明六年十一月廿一日
◎(82) 御正忌章
▲抑この御正忌のうちに参詣をいたし、 … …0331…
[文明六年霜月廿五日]
0332◎(83) 彼此三業章
▲そもそも親鸞聖人のすゝめたまふところの一義のこゝろは、 … …0333…
*文明七年二月廿三日
◎(84) 当国他国十劫邪義章
▲抑此比当国他国の間に於て、 … …0334…
[文明七歳二月廿五日]
◎(85)
▲それ当流親鸞聖人の御勧化のをもむきは、 …
文明七年三月二日
0335◎(86)
▲さんぬる文明第三初夏仲旬のころより、 … …0336…
文明七年四月廿八日
◎(87)
▲そもそもさんぬる文明第三仲夏のころより、 … …0337… …0338…
文明七年五月七日
◎(88)
▲夫静に人間の无常有為の天変を案ずるに、 … …0339… …0340…
文明七年五月廿日
◎(89) ご命日章
▲抑今日者鸞聖人の御明日として、 … …0341…
文明七年五月廿八日
◎(90) 神明六ヶ条章
▲そもそも当流門徒中にをいて、 … …0342… …0343…
文明七年七月十五日
◎(91) 毎年不闕章
▲そもそも今月廿八日は開山聖人御正忌として、 … …0344… …0345…
文明七年十一月廿一日
◎(92) 宿善有無章
▲抑いにしへ近年このごろのあひだに、 … …0346…
*文明八年正月廿七日
◎(93)
▲抑いにしへこのごろのあひだにおいて、 … …0347… …0348…
*文明九年三月 日
◎(94)
▲文明八歳丙申林鐘上旬二日にも成ぬれば、 … …0349…
文明八年六月二日
◎(95) 夫当流門徒中章
▲それ当流門徒中にをひてすでに安心決定せしめたらんひとの身のうへにも、 … …0350…
文明八年七月十八日
◎(96)
▲抑このごろ摂州・河内・大和・和泉四ヶ国のあひだにをいて当流門徒中に、 … …0351… …0352…
文明八 七月廿七日
◎(97) 真宗念仏行者章
▲夫真宗念仏行者のなかにおいて、 … …0353…
*文明九年正月八日
◎(98)
▲文明七、 八年之比、 … …0354…
文明九年正月比
◎(99)
▲文明九 丁酉 二月廿四日、 … …0355… …0356…
文明九年後正月十二日
◎(100) 定命章
▲夫人間の寿命をかぞふれば、 … …0357…
文明九年九月十七日…
◎(101) 当時世上章
▲一 夫当時世上の体たらく、 … …0358…
文明九歳九月廿七日
◎(102)
▲それ曠劫多生をふるともむまれがたきは人界の生、 … …0359… …0360…
文明九 十月 日
◎(103)
▲抑高祖聖人の真実相承の勧化をきゝ、 … …0361… …0362… …0363…
文明九年十月十七日…
◎(104) 御俗姓
▲それ祖師聖人の俗姓をいへば、 … …0364… …0365…
*文明九 十一月初比
◎(105)
▲それ開山聖人の尋↢本地↡、 … …0366…
*文明十一歳十一月廿日
◎(106) 三首御詠歌章
▲夫秋もさり春もさりて、 … …0367… …0368…
文明九年十二月二日
◎(107)
▲抑東国方の人と覚て、 … …0369… …0370…
文明九年十二月廿三日
◎(108)
▲去文明七歳乙未八月下旬之比、 … …0371… …0372…
文明第九*極月廿九日
◎(109)
▲夫当流念仏のこゝろは、 … …0373…
◎(110)
▲当流門人之中可存知次第 …0374…
[文明十年二月四日]
◎(111)
▲文明十歳初春下旬之比より、 …
文明十年うら盆会
0375◎(112)
▲それ人間を観ずるに、 有為无常は… …0376… …0377…
文明十年九月十七日
◎(113)
▲夫当流親鸞聖人勧化之一義に於ては、 …
*文明十一年十一月 日
◎(114)
▲文明十歳孟春下旬中之十日比かとよ、 … …0378… …0379… …0380…
◎(115)
▲さんぬる文明七歳乙未八月下旬のころ、 … …0381… …0382… …0383… …0384…
文明十一 十二月 日
0385◎(116)
▲抑参河国に於て当流安心之次第は、 …
0386*文明拾貳年六月十八日
◎(117)
▲抑大津・山科両所人々為体を見及ぶに、 … …0387… …0388…
文明十二歳八月廿六日
◎(118)
▲抑大津・山科両所人々為体を見及ぶに、 … …0389… …0390…
文明十二年八月廿七日
◎(119)
▲去文明十一年之夏比より寝殿やうやく立はじめて、 … …0391… …0392…
◎(120)
▲去文明拾一年之夏比より寝殿漸立始て、 … …0393… …0394…
◎(121)
▲抑当所者山城国宇治郡山科郷小野庄野村之内西中路と云所也。 … …0395…
文明十二年十一月廿一日
◎(122)
▲夫当所者宇治郡山科郷小野庄野村西中路也。 … …0396… …0397…
文明十二年十一月廿一日
◎(123)
▲そもそも去文明第十一の天夏のころより寝殿… …0398… …0399… …0400… …0401… …0402… …0403…
*文明十三年
◎(124)
▲夫於当流の念仏行者、 … …0404… …0405…
文明十三 十一月十四日
◎(125)
▲抑今月廿八日は開山聖人遷化之御正忌として、 … …0406…
文明十三年十一月廿四日
◎(126) 中古已来章
▲夫中古已来当時に至るまでも、 … …0407…
*文明十四年十一月廿一日
0408◎(127)
▲文明十四年 壬寅 の春くれば… …0409…
*文明十五年八月廿八日
0410◎(128)
▲文明拾五年八月廿九日、 … …0411… …0412… …0413…
文明十五年九月十七日
◎(129) 三ヶ条章
▲抑当月の報恩講者、 … …0414… …0415…
文明十五年十一月 日
◎(130)
▲報恩講 抑当月廿八日者… …0416…
文明十五年十一月廿二日
◎(131)
▲抑此去九月昼之比より豫が申せし事は、 … …0417…
文明十五年十二月廿五日
0418◎(132) 六ヶ条章
▲抑今月報恩講事、 … …0419…
◎(133)
▲抑雍州宇治郡山科郷之内野村者、 … …0420…
◎(134)
▲抑今月廿八日之報恩講者、 … …0421… …0422…
*文明十七年十一月廿三日
◎(135) 八ヶ条章
▲そもそも今月廿八日の報恩講は昔年よりの流例たり。 … …0423… …0424… …0425…
文明十七年十一月廿三日
◎(136)
▲抑今月廿八日報恩講者… …0426… …0427… …0428…
*文明十八年十一月廿六日
◎(137)
▲抑能美郡同行中に就仏法四講と云事を始て、 … …0429…
文明十八年正月四日
◎(138)
▲文明十八年三月八日出口より境の浜へ出で、 … …0430… …0431…
文明十八 三月十四日
◎(139)
▲それ人間はゆめまぼろしのあひだのすみかなれば、 … …0432…
*延徳二年九月廿五日
◎(140)
▲抑当流の名を自他宗共に往古より一向宗と… …0433…
延徳二年
◎(141)
▲当時このころ、 … …0434…
延徳 壬子 年六月十日
◎(142) 疫癘章
▲当時このごろ、 …
*延徳四年六月 日
◎(143)
▲南无阿弥陀仏六字不審の事 …0435…
*明応二年八月廿八日
◎(144)
▲抑今月廿八日者毎年為↢報恩謝徳↡… …0436…
*明応三年霜月二十一日
◎(145)
▲ちかごろの事にてやありけん。 …0437…
*明応五年後二月廿八日
◎(146)
▲当流念仏行者の安心決定せしむるすがたをたづぬるに、 …
明応五年七月十四日
◎(147) 機法一体章
▲南无阿弥陀仏とまふすはいかなるこゝろにて候や、 … …0438…
明応五年八月七日
◎(148)
▲南无阿弥陀仏と申はいかなる心にて候や。 …
*明応六年五月廿五日
◎(149)
▲南无阿弥陀仏と申すはいかなるこゝろにて候や、 … …0439…
八十二歳
◎(150)
▲南无阿弥陀仏と申はいかなる心にて候や、 …
◎(151)
▲そもそも当所山科の野村にいかなる宿縁ありてか、 … …0441…
明応五年十一月廿一日
◎(152) 五劫思惟章
▲それ五劫思惟の本願といふも、 … …0442…
*明応六年二月十六日
◎(153)
▲それ弥陀如来の本願と申す事は、 …
明応六年四月廿七日
◎(154)
▲御ふみくはしく見まひらせ候。 …0443…
[*明応六年七月四日]
◎(155)
▲一 法蔵菩薩の五劫兆載の願行の、 …
0444明応六年十月廿六日
◎(156)
▲夫親鸞聖人のすゝめまします安心のおもむきといふは、 …
明応六年拾月十四日
0445◎(157)
▲夫親鸞聖人のすゝめたまふ安心の趣といふは、 …
明応六年拾月十四日
◎(158)
▲夫親鸞聖人のすゝめまします安心のおもむきは、 … …0446…
明応六年十月十四日
◎(159)
▲夫当流聖人のすゝめまします安心のおもむきは、 … …0447…
明応六年拾月十五日
◎(160)
▲夫開山聖人のすゝめまします当流安心と申は、 … …0448…
明応六年十一月仲旬
◎(161)
▲一 それ開山聖人のすゝめましますところの当流の安心とまうすは、 … …0449…
明応六年十一月廿日
◎(162)
▲一 そもそも報恩講のこと、 … …0450…
明応六年十一月廿一日
◎(163)
▲抑開山聖人の一義は、 …
◎(164)
▲そもそもこの在所大坂に… …0451…
明応六年十一月廿五日
◎(165)
▲一 当流のこゝろは一念発起平生業成とたてゝ、 … …0452…
明応六年
◎(166) いまの世章
▲いまの世にあらん女人は、 …
八十三歳
0453◎(167)
▲いまの時の世にあらむ女人は、 …
◎(168) 信心獲得章
▲信心獲得すといふは第十八の願をこゝろうるなり。 …0454…
明応六年
◎(169) 一念大利章
▲一念に弥陀をたのみたてまつる行者には、 …
[明応六年]
0455◎(170)
▲一 そもそも十悪・五逆、 五障・三従の女人も、 …
*明応七年二月 日
◎(171)
▲抑十悪・五逆の罪人も、 五障・三従の女人も、 …
0456明応七年二月 日
◎(172)
▲抑十悪・五逆の輩も、 …
*明応七年九月廿八日
◎(173)
▲抑十悪・五逆といふつみふかき人も、 … …0457…
[明応七年拾月廿八日…]
◎(174)
▲そもそも十悪・五逆といふつみふかき人も、 …
明応七年極月上旬第八日
◎(175) 毎月両度章
▲そもそも毎月両度の寄合の由来はなにのためぞといふに、 … …0458…
明応七年二月廿五日
◎(176) 上臈下主章
▲それ一切の女人の身は、 … …0459…
明応七年三月 日
◎(177) 一流安心章
▲当流安心之体事 …0460…
明応七年卯月十日
◎(178) 孟夏仲旬章
▲それ秋さり春さり、 … …0461…
明応七年初夏仲旬第一日
◎(179) 夏御文(1)
▲抑今日の聖教を聴聞のためにとて、 … …0462…
明応七年五月下旬
◎(180) 夏御文(2)
▲抑今日、 御影前へ御まいり候面々は、 … …0463…
明応七年五月下旬
◎(181) 夏御文(3)
▲抑今月は既に前住上人の御正忌にてわたらせをはしますあひだ、 … …0464…
明応七年六月中旬
◎(182) 夏御文(4)・(5)
▲抑今月十八日の前へに、 … …0465…
▲この夏の初よりすでに百日のあひだ、 …
明応七年七月中旬
◎(183)
▲そもそもたゞいまこのあなたのひろ縁に… …0466…
明応七年九月 日
◎(184)
▲そもそも毎朝この道場へ来集の人数にをいては、 …
0467明応七年九月 日
◎(185)
▲そもそもさんぬるころ不思議なりしことのありけるは、 … …0468…
明応七年閏十月下旬
◎(186) 一切聖教章
▲当流の安心といふは、 … …0469…
明応七年十一月十九日
◎(187) 大坂建立章
▲抑当国摂州東成郡生玉之庄大坂といふ在所は、 … …0470…
明応七年十一月廿一日…
◎(188)
▲それ五障・三従の女人たらむ身は、 …
[明応七年十二月 日]
0471◎(189)
▲南无阿弥陀仏の体はすなはちこれ願行具足のいはれなりとしるべし。 …
明応七年十二月十五日
0472 無年紀
◎(190) 聖人一流章
▲聖人一流の御勧化のをもむきは、 …
◎(191)
▲まづ当流の御勧化のおもむきは、 …
◎(192)
▲夫南无阿弥陀仏のうちには、 … …0473…
0474◎(193)
▲夫今月廿八日は聖人の御恩徳のふかき事、 …
◎(194)
▲当流の意は一念発起住正定聚とたてゝ、 …
◎(195)
▲それ悪人・女人の身は、 … …0475…
◎(196) 末代悪人章
▲それ末代の悪人・女人たらんともがらは、 …
◎(197)
▲信心獲得すといふは第十八の願をこゝろうるなり。 …0476…
◎(198)
▲信心獲得すといふは第十八の願意をしるなり。 …
◎(199)
▲抑十悪・五逆、 五障・三従の女人も、 …
0477◎(200)
▲抑十悪・五逆のひとも、 …
◎(201)
▲それ五障・三従の女人も、 …
◎(202)
▲それ五障・三従の女人の身は、 … …0478
◎(203) 抑男子女人章
▲抑男子も女人も罪のふかゝらむともがらは、 …
0479◎(204)
▲抑男子も女人も罪のふかからむ輩は、 …
◎(205)
▲抑男子も女人も罪のふかゝらむともがらは、 … …0480…
◎(206) 末代無智章
▲末代无智の在家止住の男女たらんともがらは、 …
◎(207) 八万法蔵章
▲それ八萬の法蔵をしるといふとも、 … …0481…
◎(208)
▲夫八万法蔵をしるといふとも、 …
◎(209)
▲それ八万の法蔵をしるといふとも、 … …0482…
◎(210) 在家尼女房章
▲夫在家の尼女房たらん身は、 …
◎(211) 五障三従章
▲それ女人の身は、 … …0483…
◎(212) 無上甚深章
▲それ南无阿弥陀仏とまふす文字は、 … …0484…
◎(213)
▲夫南无阿弥陀仏と申すはわづかにそのかず六字なれば、 … …0485…
◎(214)
▲夫南无阿弥陀仏と申すはわづかに六字なれば、 … …0486
0487◎(215)
▲南无阿弥陀仏事 …
◎(216)
▲南无阿弥陀仏の六字を善導釈していはく、 …
0488◎(217)
▲南无阿弥陀仏 …
◎(218) 弥陀如来本願章
▲夫弥陀如来の本願とまふすは、 …
◎(219) 白骨章
▲それ人間の浮生なる相をつらつら観ずるに、 … …0489…
◎(220)
▲それ一切の女人の身は… …0490…
◎(221) 一切女人章
▲それ一切の女人の身は、 …
◎(222) 女人成仏章
▲それ一切の女人たらん身は、 …
◎(223) 当流聖人章
▲当流聖人のすゝめまします安心といふは、 … …0491…
◎(224) 経釈明文章
▲当流の安心といふは、 …
0492◎(225) 御袖章
▲当流の安心のをもむきをくはしくしらんとおもはんひとは、 …
0493◎(226) 当流勧化章
▲抑当流勧化のをもむきをくはしくしりて、 …
0494◎(227)
▲当流の安心のおもむきといふは、 …
◎(228)
▲抑当流にすゝめましますところの信心をとるといふは、 … …0495…
◎(229)
▲その他力の信心といふは… …0496…
◎(230)
▲夫他力の安心といふは、 …
◎(231)
▲南无阿弥陀仏の六字のすがたは、 …
◎(232)
▲右親鸞聖人の一流の勧化のこゝろは、 … …0497…
◎(233)
▲当流安心のをもむきは、 …
◎(234)
▲当流安心のをもむきといふは、 … …0498…
◎(235)
▲一 当流安心のをもむきといふは、 …
◎(236)
▲当流安心のをもむきといふは、 … …0499…
◎(237)
▲当流の安心とまふすは、 …
◎(238)
▲いまこのごろの井中の在家の男女たらん人は、 … …0500…
◎(239)
▲それ末代悪世の男女たらん身はなにのわづらひもなく、
◎(240)
▲五濁悪世の有情の …
◎(241)
▲煩悩具足と信知して …
◎(242)
▲夫当流安心之趣といふは、 … …0501…
◎(243)
▲夫浄土真宗とは、 … …0502…
◎(244)
▲凡当流之義、 浄土一家之義には大に相違すべき也。 …
◎(245)
▲侍能工商之事 … …0503…
◎(246)
▲吉藤専光寺門徒中面々安心之次第大略推量せしむるに、 … …0504…
◎(247)
▲抑当所富田庄内の男女老少…
◎(248)
▲後生を一大事とおぼしめし候はゞ、 … …0505…
◎(249)
▲その方にみなみな申されさふらふなるは、 …
◎(250)
▲信心のやうたづねうけ給候。 …0506…
◎(251)
▲昔筑紫方之事にてもありける歟、 … …0507… …0508… …0509…
◎(252)
▲功名かなひとげて身をしりぞけず位をさらざれば、 … …0510…
◎(253)
▲譲与 …
*応仁二年三月廿八日
◎(254)
▲譲与 …
*延徳貳年十月廿八日
◎(255)
▲伝へ聞く、 人の名の字は… …0511…
*文明四年極月二十八日
◎(256)
▲経律論釈の肝要をぬきいでゝ、 …
◎(257)
▲六日講毎年約束、
十一月廿五日 …0512…
◎(258)
▲抑毎年やくそく代物之事、 …
*明応七年霜月廿六日
◎(259)
▲抑従四講為報恩講志分代物拾貫文、 …
十二月廿八日
◎(260)
▲毎度志ども返々ありがたく候。 …0513…
十一月廿八日
◎(261)
▲毎年約束銭之事、 …
十一月廿八日
◎(262)
▲又仏事分十二、 慥々請取候。 …
十一月廿八日
◎(263)
▲四講毎年約束之分、 … …0514…
霜月廿五日
◎(264)
▲毎年之約束物之事、 …
十一月廿八日
◎(265)
▲今度報恩講中志とて、 …
十二月廿八日
◎(266)
▲馬黒月毛二疋のぼせられ候。 … …0515…
拾月十八日
真偽未決
◎(1)
▲諸の雑行雑修自力の心を捨てゝ、 …
◎(2)
▲もろもろの雑行雑修のこゝろをふりすてゝ、 … …0516…
◎(3)
▲諸雑行雑修自力の心を捨て、 …
◎(4)
▲そもそも当流に沙汰するところの信心といふ二字をば、 … …0517…
◎(5)
▲静おもんみれば、 此比は当山之内にも…
◎(6)
▲そもそも此吉崎の一宇にして彼岸会と申す事は、 … …0518…
分明五年八月十三日