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毎度志ども返々ありがたく候。 ことに今度又千疋の分かゑすがゑすわづらひのいたりに候。 それにつきよくよく信心決定候て、 報土の往生治定せられそろべく候。 人間は老少不定のさかひにて候へば、 いそぎいそぎ往生決定の信をゑらるべし。 愚老も七十有余の身にて候へ0513ば、 旦暮を期せずこそ候らへ。 いかさま命もそろはゞ、 春は見参に入候べく候。 あなかしこ、 あなかしこ。

十一月廿八日

蓮如

四講中へ