ゆいしん 唯信 (生没年未詳) 親鸞の門弟。 二十四輩の第二十二。 戸森の唯信。 宍戸氏の出身とも飯沼氏の出身ともいう。 稲田で教きょう化けしていた親鸞を訪ねてその門弟となり、 鎌倉幕府の一切経校きょう合ごう (¬口伝鈔¼ 第8条△) に招かれた親鸞を助けたと伝えられる。 また、 親鸞の命により河内国で教化したともいわれる。 唯信寺 (茨城県笠間市)、 専往寺 (大阪府大東市) の開基とされる。