衣更え (10月3日)
ぼんやりしていたらいつの間にか10月、衣更えです。
法衣も夏冬を切り替えないといけないので、この時期はあたふたします。通常の服装は昔ほど「一斉に」変わらなくなりましたから、その場しのぎの無精でも何とかなりますが。
昨日は暖かく(日中はむしろ暑いくらい)、夏のズボンのままで出かけたのですが、夕方日が傾いてくると、ズボンの裾を軽く感じました。なるほど、季節に合ったものが要るのだなあと思ったことです。
そろそろ、冬支度をちゃんと考えよう。窓から見える栗のイガが、黄色くなり始めています。
日差し (10月15日)
今朝は今年初めての「霧」で、今日は晴れるなと思っていたら、案の定日中は暑いくらいのいい日になりました。
ところが4時頃になって外に出てみると、もう日差しが傾いています。そうなるととたんに、どこか心細げな秋の「夕暮れ」の気配でした。
お日様はわけへだてなく照らしてくださってあるのに、地球の地軸が少しひねくれて(?)いて、たったそれだけのことでできてしまう四季。そしてその四季の移ろいに、勝手にいろんな思いを重ねる私たち。
これから秋も深まり、冬が来ます。しかし春にならない冬はないのですね。