恵空写伝本は、 表紙左上に 「二部 至道鈔直心集 と本文と同筆の題箋があり、 ¬直心集¼ と二部一冊で構成される。 本鈔の末尾には 「或一本云/此鈔は存覚上人の御作なり」 とあり、 ¬直心集¼ の末尾には、 「観応元年卯月二十一日/右此直心集ハ仏法世界ノ心得正ク/コレニスグベカラズコノ書ヲ毎日ニ一度/ヅヽマナコニアテヽミン人ハソノ徳スク/ナカラズモトモ信仰スベシ」 との奥書が記されている。 当本は四十六紙から成り、 内訳は本鈔が三十八紙、 ¬直心集¼ が八紙となっている。
体裁は半葉六行、 一行十九字内外である。