ずいせんじ 瑞泉寺 本願寺派の寺院。 新潟県上越市南本町。 二十四輩の第九善性が下総国磯部 (現在の茨城県古河市磯部) に創建した勝願寺を起源とする寺院。 その後、 信濃国南条 (現在の長野県飯山市) に勢力を伸ばし、 江戸時代初期に現在の地に建立された。 本願寺の東西分派の後、 井波の瑞泉寺が大谷派に属し、 本願寺派における綽如の旧跡がなくなったため、 延宝年間 (1673-1681)、 綽如の旧跡を相続するという意味で、 寂如から瑞泉寺の寺号を与えられた。 越後国における本願寺派の中心寺院であった。