ゆいしん 唯信 (生没年未詳) 親鸞の門弟。 二十四輩の第二十三。 幡谷の唯信。 もと常陸国南郡橘郷幡谷 (現在の茨城県小美玉市) の領主で幡谷信勝と称したといい、 鹿島神宮に参拝途中の親鸞一行に出会い、 その門弟になったという。 また、 もと近江源氏の一族で佐々木高重と称する人物であったともいわれる。 信願寺 (茨城県水戸市)、 覚念寺 (茨城県日立市) の開基とされる。