とんじょう 頓成 (1790-) 大谷派の学僧。 院号は宣暢院。 越後国生まれ。 越後の頓成という。 高倉学寮で学ぶ。 信機自力説を説き、 また能登の頓成の異義事件に接して高倉学寮の大含・徳龍らを批判した。 著書に ¬師資しし啐啄さいたく篇へん¼ ¬馬鹿権勢折伏論¼ などがある。