しんふぐそく 信不具足 完全な信心ではないこと。 ただ教法を聞くのみでそのいわれを十分に知らずに信じていること、 たださとりへの道があると信じてさとりを得た人がいると信じていないことをいう。 ¬涅槃経¼ に説かれ、 親鸞はこれを 「信巻」、 「化身土巻」 に引用している。