らく 楽 たのしみのこと、 こころよいこと。 ¬論註¼ には外げ楽らく・内楽ないらく・法楽ほうがく楽らくの3種の楽が説かれる。 外楽は色・声・香・味・触の外境によって起こる楽。 内楽は内なる意識によって起こる楽。 法楽楽は無漏の智慧より生ずる楽で、 説法等の音声を聞く楽しみ。 極楽の楽はこの法楽楽にあたり、 相対的な苦楽を超えた無苦無楽の境地をあらわす。