にゅうしん 入信 (生没年未詳) 親鸞の門弟。 二十四輩の第十八。 八田の入信。 もと常陸国久慈西郡八田 (現在の茨城県常陸大宮市) の武士で、 八田知朝と称したという。 一説に高沢信昌という武士で、 念信の子であるともいう。 親鸞が八田の太子堂で教きょう化けした時に門弟となり、 その帰洛に際して後を追ったが、 尾張国日比野 (現在の愛知県一宮市) で没したという。 常福寺 (茨城県つくば市) の開基とされる。