むき 無記 梵語アヴィアークリタ (avyākṛta) の意訳。 記は記別 (認可、 未来の果に対する証言) の意。 記別のないこと。 認証が得られないこと。 無意味というほどの意。 「散善義」 には 「印せざるは、 すなはち無記・無利・無益の語に同じ」 (信巻引文) とある。