めいてい 明帝 (28-75) 中国、 後漢の第2代皇帝 (57-75在位)。 ¬弁べん正しょう論ろん¼ (化身土巻引文) に 「漢明」 として出る。 中国への仏教伝来は、 明帝が夢を感得して西域さいいきの大月だいげつ氏し国に使者を遣わし、 迦か葉しょう摩ま騰とうと竺じく法蘭ほうらんを招いたことによるという伝説がある。 実際、 この頃には既に中国に仏教が伝わっていたと考えられている。