きょうぞう 経藏 経堂などともいう。 一切経を収める書庫のこと。 固定式の一般的な書架を使うもの、 また転輪てんりん蔵ぞうとよばれる回転式書架を用いるものがある。 転輪蔵は輪蔵ともいい、 中国の在家仏教徒で、 弥勒菩薩の下生といわれた傅ふ大だい士じ (497-569) が発明したといわれる。