こうたいししょうとくほうさん 皇太子聖徳奉讃 親鸞が聖徳太子を讃嘆した和讃。 75首からなる。 建長7年 (1255) 親鸞83歳のときの著。 聖徳太子が日本で仏教を興隆したことを讃嘆するもので、 ¬四天王寺御手印縁起¼ ¬三宝絵詞¼ ¬聖徳太子伝暦¼ ¬上宮太子御記¼ などをもとに著されている。 親鸞の真跡本は既に散逸し、 その一部が各地に現存している。 古写本に高田派専修せんじゅ寺じ蔵真仏書写本、 大谷派蔵文保2年覚如書写本などがある。。