しゅりょうごんぎょう 首楞厳経 ¬首楞厳三昧経¼ のこと。 2巻。 後秦の鳩摩羅什訳。 首楞厳は梵語シューランガマ (śūraṃgama) の音訳で、 健相ごんそうごんぎょうなどと意訳する。 堅意菩薩が菩提をすみやかに得る法を尋ねたのに対して、 釈尊首楞厳三昧を説き、 また、 舎利弗が魔境を遠離する道を尋ねたのに対して、 釈尊が自ら魔境を現わしてこれを退治する法を説いたもの。