じょうどしゅう 浄土宗 法然宗祖とする宗派。 法然の ¬せんじゃくしゅう¼ を立教開宗の書とし、 選択本願の立場から専修念仏一行による往生を説く。 法然門弟により浄土五流などが形成された。 このうち、 弁長を祖とする鎮西流が特に広まり、 しょうげいが出て教学が整備され、 江戸時代には幕府の保護をうけて栄えた。 現在では知恩院を総本山として浄土宗と称している。 また証空を祖とする西山せいざん流は京都を中心に広まり、 現在は三派に分かれている。