いちねん 一念 極めて短い時間、 一瞬の意。 また 「念」 は短い時間を示す単位。 六十刹那、 九十刹那、 あるいは一刹那を一念とするなどの説がある。 ¬論註¼ には 「百一の消滅を一刹那と名づく。 六十の刹那を名づけて一念とす」 (信巻引文) とある。