ごうしょうじ 毫摂寺 出雲路派の本山。 福井県越前市清水頭町。 覚如の弟子乗専が京都の出雲路に一寺を建立したことに始まる。 応仁・文明の乱により越前国に移転し、 慶長元年 (1596)、 寺基を現在の地に移した。 元禄年間 (1688-1704) に青しょう蓮れん院いんの院家となり、 明治5年 (1872)、 政府の政策により本願寺派に属したが、 明治11年 (1878)、 別派独立し、 出雲路派の本山となった。