四如意足 四し神じん足そくともいう。 神通力の四つの根拠。 さとりを得るための三十七品の実践のうち、 四正勤に次いで修する第三の修行方法のこと。 欲よく如にょ意い足そく・精進しょうじん如にょ意い足そく・心しん如にょ意い足そく・思し惟ゆい如にょ意い足そくの四で、 欲願よくがんと努力と心念と観かん慧えとの力によってひきおこされた精神統一の境地。 その境地を依よりどころとして種々に神通じんずうをあらわす。