三千大千世界 古代インドの宇宙観で、 須しゅ弥み山せんを中心に日・月・天界までも含めて一世界とし、 その一世界を千集めたものを小千世界、 小千世界を千集めたものを中千世界、 中千世界を千集めたものを大千世界と名づける。 この大千世界が三千大千世界で、 三千は一世界が千の三乗の数集まったという意である。