玄朗 (673-754) 唐とう代の天台宗の僧。 左渓尊者、 明覚尊者という。 東陽天宮寺の慧え威いに天台止観を学んだのち、 浦ほ陽よう (現在の浙江せっこう省浦ほ江こう) の左渓山に隠棲いんせいした。 著書に ¬法華ほけ経きょう科か文もん¼ がある。 湛然たんねん、 新羅しらぎの法融ほうゆうらはその門下である。