延暦寺 日本天台てんだい宗本山。 山号は比叡山。 最さい澄ちょうが延暦四年 (875) に東大とうだい寺じ戒壇かいだんで受戒し、 比叡山に入り一乗止し観かん院を建立したことに始まる。 東塔・西塔・横よ川かわの地域に多くの堂舎が建立されて発展し、 後に源空聖人、 親鸞聖人をはじめとする鎌倉仏教の祖師たちが修学するなど日本仏教の中心地であった。