仏蔵教 後秦こうしんの鳩摩羅くまら什じゅう訳。 大乗菩薩の持じ戒かいの威儀を明かしたもの。 諸法しょほう実相じっそう・無む生しょう無滅むめつの理をさとらない者は、 たとえ二百五十戒をたもっても破戒者であるとして斥けるなど、 小乗に対する批判が随所にみられる。