高木昭良¬三帖和讃の意訳と開説¼より
高僧和讃
○
龍樹讃
Ⅰ
龍樹菩薩の功績
(1)
本師龍樹菩薩は 智度
(2)
南天竺に比丘あらん
(3)
本師龍樹菩薩は 大乗
Ⅱ
難易の二道
(4)
龍樹大士世にいでて
(5)
本師龍樹菩薩の
(6)
不退のくらゐすみやかに
(7)
生死の苦海ほとりなし
Ⅲ
念仏の勝益
(8)
智度論にのたまはく
(9)
一切菩薩ののたまはく
(10)
恩愛はなはだたちがたく
○
天親讃
Ⅰ
造論の本意
(11)
釈迦の教法おほけれど
Ⅱ
三種の荘厳
(12)
安養浄土の荘厳は
(13)
本願力にあひぬれば
(14)
如来浄華の聖衆は
(15)
天・人不動の聖衆は
Ⅲ
往生の因果
(16)
天親論主は一心に
(17)
尽十方の無礙光仏
(18)
願作仏の心はこれ
(19)
信心すなはち一心なり
(20)
願土にいたればすみやかに
○
曇鸞讃
Ⅰ
師徳の讃嘆
(21)
本師曇鸞和尚は
(22)
四論の講説さしおきて
(23)
世俗の君子幸臨し
(24)
鸞師こたへてのたまはく
(25)
一切道俗もろともに
(26)
魏の主勅して并州の
(27)
魏の天子はたふとみて
(28)
浄業さかりにすすめつつ
(29)
六十有七ときいたり
(30)
君子ひとへにおもくして
Ⅱ
論註の功績
(31)
天親菩薩のみことをも
Ⅲ
本願の勝徳
(32)
本願円頓一乗は
(33)
いつつの不思議をとくなかに
Ⅳ
二種の回向
(34)
弥陀の回向成就して
(35)
往相の回向ととくことは
(36)
還相の回向ととくことは
Ⅴ
一心の釈顕
(37)
論主の一心ととけるをば
Ⅵ
無礙の仏徳
(38)
尽十方の無礙光は
(39)
無礙光の利益より
(40)
罪障功徳の体となる
(41)
名号不思議の海水は
(42)
尽十方無礙光の
Ⅶ
一乗の勝益
(43)
安楽仏国に生ずるは
(44)
諸仏三業荘厳して
(45)
安楽仏国にいたるには
(46)
如来清浄本願の
Ⅷ
名号の徳益
(47)
無礙光如来の名号と
Ⅸ
三不の信心
(48)
不如実修行といへること
(49)
二者信心一ならず
(50)
三信展転相成す
(51)
決定の信なきゆゑに
(52)
決定の信をえざるゆゑ
Ⅹ
本願の大道
(53)
万行諸善の小路より
Ⅺ
師徳の讃嘆
(54)
本師曇鸞大師をば
○
道綽讃
Ⅰ
二門の廃立
(55)
本師道綽禅師は
(56)
本師道綽大師は
Ⅱ
聖道の難証
(57)
末法五濁の衆生は
(58)
鸞師のおしへをうけつたへ
Ⅲ
諸仏の勧讃
(59)
濁世の起悪造罪は
Ⅳ
念仏の滅罪
(60)
一形悪をつくれども
Ⅴ
本願の正意
(61)
縦令一生造悪の
○
善導讃
Ⅰ
大師の出世
(62)
大心海より化してこそ
(63)
世々に善導いでたまひ
Ⅱ
女人の成仏
(64)
弥陀の名願によらざれは
Ⅲ
釈尊の教意
(65)
釈迦は要門ひらきつつ
(66)
助正ならべて修するをば
(67)
仏号むねと修すれども
(68)
こころはひとつにあらねども
Ⅳ
大師の釈意
(69)
善導大師証をこひ
Ⅴ
弥陀の教意
(70)
経道滅尽ときいたり
(71)
仏法力の不思議には
(72)
願力成就の報土には
(73)
煩悩具足と信知して
Ⅵ
二尊の慈悲
(74)
釈迦・弥陀は慈悲の父母
Ⅶ
信心の徳益
(75)
真心徹到するひとは
(76)
五濁悪世のわれらこそ
(77)
金剛堅固の信心の
(78)
真実信心えざるをば
(79)
利他の信楽うるひとは
(80)
真宗念仏ききえつつ
(81)
本願相応せざるゆへ
(82)
信は願より生ずれば
Ⅷ
疑謗の嫌誡
(83)
五濁増のときいたり
(84)
本願毀滅のともがらは
(85)
西路を指授せしかども
Ⅸ
二尊の念報
(86)
弘誓のちからをかぶらすは
(87)
娑婆永劫の苦をすてて
○
源信讃
Ⅰ
師徳の讃嘆
(88)
源信和尚ののたまはく
(89)
本師源信ねんごろに
Ⅱ
専雑の対説
(90)
霊山聴衆とおはしける
(91)
本師源信和尚は
(92)
専修のひとをほむるには
(93)
報の浄土の往生は
Ⅲ
専修の称揚
(94)
男女貴賎ことごとく
(95)
煩悩にまなこさへられて
(96)
弥陀の報土をねがふひと
(97)
極悪深重の衆生は
○
源空讃
Ⅰ
開宗の功業
(98)
本師源空世にいでて
(99)
智慧光のちからより
(100)
善導・源信すすむとも
(101)
曠劫多生のあひだにも
Ⅱ
一代の威徳
(102)
源空三五のよわいにて
(103)
源空智行の至徳には
(104)
源空存在せしときに
(105)
本師源空の本地をば
(106)
源空勢至と示現し
(107)
承久の太上法皇は
Ⅲ
教化の要旨
(108)
諸仏方便ときいたり
(109)
真の知識にあふことは
Ⅳ
臨終の霊異
(110)
源空光明はなたしめ
(111)
命終その期ちかづきて
(112)
源空みづからのたまはく
(113)
粟散片州に誕生して
(114)
阿弥陀如来化してこそ
(115)
本師源空のをわりには
(116)
道俗男女預参し
(117)
本師源空命終時
○
結讃
Ⅰ
要旨の結讃
(118)
五濁悪世の衆生の
Ⅱ
回向の讃文
(119)
南无阿弥陀仏をとけるには