¬本典研鑽集記¼ より
総序
題目
一
法義を讃嘆す
二
有縁を勧誡す
三
造書の意を述ぶ
教文類
標挙
標列
題号
一
先づ法門を開拓す【真宗大綱】
二
正しく真実教を明かす
├Ⅰ
教体を指定す【指定経体】
├
Ⅱ
大意を顕示す【大経大意】
│├ⅰ
正しく大意を明かす
│└ⅱ
宗体を結示す
├
Ⅲ
真実を証誠す【出世本懐】
│├ⅰ
徴起
│├
ⅱ
出文
││├
a
経文
│││├イ
¬大経¼
│││├ロ
¬如来会¼
│││└ハ
¬平等覚経¼
││└
b
師釈
││ └イ
憬興¬述文賛¼
│└ⅲ
結示
└Ⅳ
結嘆【六句歎釈】
尾題
行文類
標挙(標願・細註)
題目
一
正説
├
Ⅰ
正しく大行を顕す【大行釈】
│├ⅰ
通じて行信を標す
│└
ⅱ
別して大行を釈す
│ ├
a
直釈【出体出願】
│ │├イ
出体
│ │├ロ
弁徳
│ │├ハ
正しく出願を明かす
│ │└ニ
願の異名を挙ぐ
│ ├
b
引証【引文】
│ │├
イ
正引
│ ││├
一
経説
│ │││├
Ⅰ
引文
│ ││││├
ⅰ
本経
│ │││││├
a
正依
│ ││││││├
イ
因願
│ │││││││└一
¬大経¼二文
│ ││││││└
ロ
成就
│ ││││││ └一
¬大経¼三文
│ │││││└
b
異訳
│ │││││ ├イ
¬如来会¼二文
│ │││││ ├ロ
¬大阿弥陀経¼
│ │││││ └ハ
¬平等覚経¼四文
│ ││││└
ⅱ
末経
│ ││││ └a
悲華経
│ │││└Ⅱ
述成【称名破満】
│ ││└
二
師釈
│ ││ ├
Ⅰ
引文
│ ││ │├
ⅰ
南天引意(¬十住毘婆娑論¼九文)
│ ││ ││├a
「入初地品」
│ ││ ││├b
「地相品」
│ ││ ││├c
「浄地品」
│ ││ ││└d
「易行品」
│ ││ │├
ⅱ
北天引意(¬浄土論¼三文)
│ ││ ││├a
成上起下の偈
│ ││ ││├b
不虚作住持功徳の偈
│ ││ ││└c
利行満足章の終文
│ ││ │├
ⅲ
雁門引意(¬論註¼四文)
│ ││ ││├a
序題興由
│ ││ ││├b
建章偈註
│ ││ ││├c
成上起下偈註
│ ││ ││└d
起観生信章
│ ││ │├
ⅳ
西河引意(¬安楽集¼四文)
│ ││ ││├
a
正しく念仏三昧の徳を明かす
│ ││ │││├イ
第一大門中宗旨不同
│ ││ │││├ロ
第四大門中第三問答解釈
│ ││ │││└ハ
第五大門中修道延促
│ ││ ││└b
易行を結勧す(第三大門中第四引教勧信)
│ ││ │├
ⅴ
終南引意
│ ││ ││├
a
正しく宗師を挙ぐ
│ ││ │││├
イ
引文
│ ││ ││││├一
¬礼讃¼(智昇¬集諸経礼讃儀¼五文)
│ ││ ││││├二
「玄義分」二文
│ ││ ││││├三
¬観念法門¼二文
│ ││ ││││└四
¬般舟讃¼
│ ││ │││└ロ
解釈【六字釈】
│ ││ ││└
b
衝州を引く
│ ││ ││ ├イ
法照¬五会法事讃¼八文
│ ││ ││ ├ロ
憬興¬述文賛¼十文
│ ││ ││ ├ハ
宗暁¬楽邦文類¼
│ ││ ││ ├ニ
慶文
│ ││ ││ ├ホ
元照¬観経義疏¼¬阿弥陀経義疏¼計七文
│ ││ ││ ├ヘ
戒度¬観経義疏正観記¼
│ ││ ││ ├ト
用欽二文
│ ││ ││ ├チ
嘉祥¬観経義疏¼
│ ││ ││ ├リ
法位¬大経義疏¼
│ ││ ││ └ヌ
飛錫¬念仏三昧宝王論¼
│ ││ │├
ⅵ
横川引意(¬往生要集¼四文)
│ ││ ││├a
念仏証拠門
│ ││ ││└b
正修念仏門
│ ││ │└
ⅶ
吉水引意(¬選択集¼二文)
│ ││ │ ├a
正しく集文を引く
│ ││ │ ├b
略釈
│ ││ │ └
c
勧帰
│ ││ │ ├イ
正勧
│ ││ │ └ロ
引証(¬論註¼)
│ ││ └
Ⅱ
釈成
│ ││ ├ⅰ
行信の利益を明かす【行信利益】
│ ││ ├ⅱ
行信の交際を弁ず【両重因縁】
│ ││ └
ⅲ
行信一念を明かす【行一念釈】
│ ││ ├a
総標
│ ││ └
b
別釈
│ ││ ├
イ
正しく一念を釈す
│ ││ │├
一
正釈
│ ││ ││├Ⅰ
直釈
│ ││ ││└
Ⅱ
出文
│ ││ ││ ├
ⅰ
正出
│ ││ ││ │├a
¬大経¼
│ ││ ││ │├b
¬散善義(意)¼
│ ││ ││ │├c
¬礼讃¼
│ ││ ││ │├d
¬散善義(意)¼
│ ││ ││ │└e
¬集諸経礼懴儀¼
│ ││ ││ └
ⅱ
解釈
│ ││ ││ ├a
乃至を釈す
│ ││ ││ ├b
大利無上を釈す
│ ││ ││ └c
一念を釈す
│ ││ │└二
結嘆
│ ││ └ロ
因みに十念を釈す
│ │└ロ
結示
│ └c
結嘆【結嘆】
└
Ⅱ
要義を追釈する【追釈】
├
ⅰ
他力を釈す【他力釈】
│├a
正標
│└
b
引証
│ ├
イ
¬論註¼利行満足章
│ │├一
略明
│ │├
二
広釈
│ ││├Ⅰ
仏の修成を弁ず
│ ││└Ⅱ
本願力を釈す
│ │└三
結勧
│ └ロ
元照¬観経義疏¼
└
ⅱ
一乗海を釈す【一乗海釈】
├
a
正釈
│├イ
牒標
│└
ロ
釈義
│ ├
一
一乗を釈す
│ │├
Ⅰ
直釈
│ ││├ⅰ
異名を会合す
│ ││├ⅱ
一乗の力を釈す
│ ││└ⅲ
対弁・出体
│ │└
Ⅱ
引文
│ │ ├
ⅰ
正引
│ │ │├a
¬涅槃経¼四文
│ │ │└b
¬華厳経¼
│ │ └ⅱ
示意
│ ├二
海を釈す
│ └
三
引証
│ ├Ⅰ
¬大経¼
│ ├Ⅱ
¬論註¼二文
│ ├Ⅲ
「玄義分」
│ ├Ⅳ
「般舟讃」
│ └Ⅴ
¬楽邦文類¼
├
b
対顕【二経二機対】
│├
イ
教に約す
││├一
対論して勝を顕す
││└二
一乗に帰結す
│└
ロ
機に約す
│ ├一
対論して勝を顕す
│ └二
一乗に帰結す
└
c
嘆徳【一乗嘆徳】
├
イ
略明
│├一
正明
│└二
所由
├ロ
広嘆
└ハ
結勧
二
偈頌
├
Ⅰ
序説【偈前序説】
│├
ⅰ
経意を述ぶ
││├a
総標
││└
b
別明
││ ├イ
正明
││ └ロ
結示
│├ⅱ
釈文を引く
│└ⅲ
造意を明かす
└Ⅱ
正讃【正信偈】
尾題
別序
題目
一
宗義を立す
二
邪執を挙ぐ
三
造意を示す
信文類
標挙(標願・細註)
題号
一
正しく大信を明かす【大信釈】
├
Ⅰ
解釈
│├ⅰ
標
│├
ⅱ
釈
││├
a
釈義【嘆徳出願】
│││├イ
嘆徳
│││├
ロ
出願
││││├一
正しく出願を明かす
││││└二
願の異名を挙ぐ
│││└
ハ
述義
│││ ├一
信心の難得を明かす
│││ └二
信心の利益を明かす
││└
b
引文【引文】
││ ├
イ
経文
││ │├
一
正しく大信を証す
││ ││├
Ⅰ
因願
││ │││├ⅰ
¬大経¼
││ │││└ⅱ
¬如来会¼
││ ││└
Ⅱ
成就
││ ││ ├ⅰ
¬大経¼
││ ││ └ⅱ
¬如来会¼
││ │└
二
信の利益を示す
││ │ ├Ⅰ
¬大経¼
││ │ └Ⅱ
¬如来会¼二文
││ └
ロ
師釈
││ ├
一
雁門(行信二法を明かす)
││ │├Ⅰ
¬論註¼
││ │└Ⅱ
¬讃弥陀偈¼
││ ├
二
終南(三心即一の義相を明かす)
││ │├Ⅰ
「定善義」
││ │├Ⅱ
「序分義」
││ │├Ⅲ
「散善義」
││ │├Ⅳ
¬般舟讃¼
││ │└Ⅴ
¬礼讃¼
││ └
三
横川(大信の利益を明かす)
││ └Ⅰ
¬往生要集¼
│└ⅲ
結
└
Ⅱ
料簡
├
ⅰ
正明【三一問答】
│├a
問
│└
b
答
│ ├
イ
解釈
│ │├一
略釈
│ │└
二
広釈
│ │ ├
Ⅰ
字訓に寄せて釈す【字訓釈】
│ │ │├ⅰ
標
│ │ │└
ⅱ
釈
│ │ │ ├a
微
│ │ │ └
b
正釈
│ │ │ ├イ
出訓
│ │ │ ├ロ
会訓
│ │ │ └ハ
成一
│ │ └
Ⅱ
法義に就きて釈す【法義釈】
│ │ ├
ⅰ
正しく三心即一を明かす
│ │ │├a
問
│ │ │└
b
答
│ │ │ ├
イ
正釈
│ │ │ │├一
総標
│ │ │ │├
二
弁別
│ │ │ ││├
Ⅰ
至心を釈す【至心釈】
│ │ │ │││├
ⅰ
正明
│ │ │ ││││├a
正釈
│ │ │ ││││├
b
引文
│ │ │ │││││├
イ
経文
│ │ │ ││││││├一
¬大経¼
│ │ │ ││││││└二
¬如来会¼
│ │ │ │││││└
ロ
師釈
│ │ │ │││││ └一
「散善義」
│ │ │ ││││└c
結成
│ │ │ │││└
ⅱ
追釈
│ │ │ │││ ├a
先挙
│ │ │ │││ ├b
牒
│ │ │ │││ └
c
釈
│ │ │ │││ ├
イ
真実の言を釈す
│ │ │ │││ │└一
¬涅槃経¼「聖行品」
│ │ │ │││ └
ロ
内外明暗を釈す
│ │ │ │││ └一
¬涅槃経¼「聖行品」
│ │ │ ││├
Ⅱ
信楽を釈す【信楽釈】
│ │ │ │││├
ⅰ
正釈
│ │ │ ││││├a
直釈
│ │ │ ││││├b
出体
│ │ │ ││││└c
弁義
│ │ │ │││└
ⅱ
引文
│ │ │ │││ ├
a
経文
│ │ │ │││ │├
イ
本経
│ │ │ │││ ││├一
¬大経¼
│ │ │ │││ ││└二
¬如来会¼
│ │ │ │││ │└
ロ
末経
│ │ │ │││ │ ├一
¬涅槃経¼「師子吼品」
│ │ │ │││ │ ├二
¬涅槃経¼「迦葉品」二文
│ │ │ │││ │ ├三
¬華厳経¼「入法界品」二文
│ │ │ │││ │ └四
¬華厳経¼「賢首品」
│ │ │ │││ └
b
師釈
│ │ │ │││ └イ
¬論註¼二文
│ │ │ ││└
Ⅲ
欲生を釈す【欲生釈】
│ │ │ ││ ├
ⅰ
正釈
│ │ │ ││ │├a
略して分斉を示す
│ │ │ ││ │└b
広く義旨を顕す
│ │ │ ││ └
ⅱ
引文
│ │ │ ││ ├
a
経文
│ │ │ ││ │├イ
¬大経¼
│ │ │ ││ │└ロ
¬如来会¼
│ │ │ ││ └
b
師釈
│ │ │ ││ ├イ
¬論註¼三文
│ │ │ ││ └
ロ
¬義疏¼
│ │ │ ││ ├
一
出文
│ │ │ ││ │└Ⅰ
「散善義」
│ │ │ ││ └
二
釈意
│ │ │ ││ ├Ⅰ
総標
│ │ │ ││ └
Ⅱ
別釈
│ │ │ ││ ├ⅰ
白道四五寸を釈す
│ │ │ ││ └
ⅱ
清浄願心を釈す
│ │ │ ││ ├a
直釈
│ │ │ ││ └
b
引証
│ │ │ ││ ├イ
「玄義分」
│ │ │ ││ ├ロ
「序分義」
│ │ │ ││ └ハ
「定善義」
│ │ │ │└
三
結示【結示】
│ │ │ │ ├
Ⅰ
正結
│ │ │ │ │├ⅰ
正しく三心即一を明かす
│ │ │ │ │└ⅱ
名号に対弁す
│ │ │ │ └Ⅱ
引証
│ │ │ └
ロ
結嘆【大信嘆徳】
│ │ │ ├一
上の成一を牒す
│ │ │ └二
正嘆
│ │ └
ⅱ
別して信楽を釈す
│ │ ├
a
菩提心の義を釈す【菩提心釈】
│ │ │├
イ
解義
│ │ ││├
一
対判して宗を示す
│ │ │││├Ⅰ
標
│ │ │││└
Ⅱ
釈
│ │ │││ ├ⅰ
竪を明かす
│ │ │││ └ⅱ
横を明かす
│ │ ││└二
結成・勧誡
│ │ │└
ロ
引証
│ │ │ ├
一
横超の菩提心を証す
│ │ │ │└Ⅰ
¬論註¼
│ │ │ └
二
横超の特絶を示す
│ │ │ ├Ⅰ
元照¬弥陀経義疏¼三文
│ │ │ ├Ⅱ
用欽¬超玄記¼(いま伝わらず)
│ │ │ ├Ⅲ
戒度¬聞持記¼
│ │ │ └Ⅳ
宗暁¬楽邦文類¼
│ │ └
b
信一念の義を釈す【信一念釈】
│ │ ├
イ
正しく信一念の義を釈す
│ │ │├一
直釈
│ │ │├
二
引文
│ │ ││├
Ⅰ
経説
│ │ │││├ⅰ
¬大経¼
│ │ │││├ⅱ
¬如来会¼
│ │ │││├ⅲ
¬大経¼
│ │ │││├ⅳ
¬如来会¼
│ │ │││└ⅴ
¬涅槃経¼「迦葉品」
│ │ ││└
Ⅱ
師釈
│ │ ││ └ⅰ
「散善義」二文
│ │ │├
三
釈成
│ │ ││├
Ⅰ
経説を釈す
│ │ │││├ⅰ
聞信一念を釈す
│ │ │││└ⅱ
一心の利益を明かす【現生十益】
│ │ ││└Ⅱ
師釈を釈す
│ │ │└
四
会名
│ │ │ ├
Ⅰ
正明
│ │ │ │├ⅰ
正会【一念転釈】
│ │ │ │└ⅱ
結示
│ │ │ └
Ⅱ
嘆徳
│ │ │ ├ⅰ
正しく菩提心の徳を嘆ず
│ │ │ ├
ⅱ
菩提心を要となすことを明かす
│ │ │ │└a
¬論註¼
│ │ │ └
ⅲ
生仏不二を詳らかにす
│ │ │ ├a
¬論註¼
│ │ │ └b
「定善義」
│ │ └ロ
結示
│ └ロ
総結【問答結帰】
└
ⅱ
追釈【追釈】
├a
菩提心の名を釈す
├
b
正しく大信の利益を明かす
│├
イ
横超断四流を釈す【横超断四流釈】
││├一
牒
││└
二
釈
││ ├
Ⅰ
横超を釈す
││ │├ⅰ
釈義
││ │└
ⅱ
引証
││ │ ├a
¬大経¼三文
││ │ └b
¬大阿弥陀経¼
││ └
Ⅱ
断四流を釈す
││ ├ⅰ
釈義
││ └
ⅱ
引証
││ └a
¬大経¼
││ ├b
¬平等覚経¼
││ ├c
¬涅槃経¼「師子吼品」
││ ├d
¬般舟讃¼
││ └e
¬礼讃¼
│└
ロ
真仏弟子を釈す【真仏弟子釈】
│ ├
一
正しく真仏弟子を釈す
│ │├Ⅰ
直釈
│ │├
Ⅱ
引証
│ ││├
ⅰ
引文
│ │││├
a
総じて諸徳を明かす
│ ││││├
イ
経説
│ │││││├一
¬大経¼二文
│ │││││├二
¬如来会¼
│ │││││├三
¬大経¼二文
│ │││││├四
¬如来会¼二文
│ │││││└五
¬観経¼
│ ││││└
ロ
師釈
│ ││││ ├一
¬安楽集¼五文
│ ││││ ├二
¬般舟讃¼
│ ││││ ├三
¬礼讃¼二文
│ ││││ ├四
¬観念法門¼
│ ││││ ├五
「序分義」
│ ││││ └六
「散善義」
│ │││└
b
別して勝益を明かす【便同弥勒釈】
│ │││ ├イ
王日休¬龍舒浄土門¼
│ │││ ├ロ
¬大経¼
│ │││ ├ハ
¬如来会¼
│ │││ └ニ
用欽¬超玄記¼(いま伝わらず)
│ ││└ⅱ
釈成
│ │└
Ⅲ
結勧
│ │ └ⅰ
宗暁¬楽邦文類¼二文
│ └
二
仮偽を弁釈して反顕す【仮偽弁釈】
│ ├
Ⅰ
仮を弁ず
│ │├ⅰ
正釈
│ │└
ⅱ
引文
│ │ ├a
¬般舟讃¼
│ │ ├b
¬法事讃¼
│ │ └c
¬般舟讃¼
│ └
Ⅱ
偽を弁ず
│ ├ⅰ
正釈
│ └
ⅱ
引文
│ ├a
¬涅槃経¼「大衆所聞品」
│ └b
¬法事讃¼
└c
結嘆
二
摂取の義を弁ず【明所被機】
├
Ⅰ
直弁
│├
ⅰ
文を引きて広く顕す(¬涅槃経¼)
││├
a
総明(「現病品」)
│││├イ
難化の機を挙ぐ
│││└ロ
其の分斉を示す
││├
b
別顕(「梵行品」)
│││├
イ
所化の機相を明かす
││││├一
正引
││││└二
列名
│││├
ロ
能化の徳相を明かす
││││├一
不入涅槃を明かす
││││└二
善巧開化を明かす
│││└
ハ
所化の得益を明かす
│││ ├一
闍王の領解を明かす
│││ ├二
釈迦の述成を明かす
│││ └三
益を得て宮に還る
││└
c
重明(「迦葉品」)
││ ├イ
興逆の因縁を顕して以て造罪の始末を詳述す
││ └ロ
入不入の説意を弁じて上の不入涅槃の意を顕す
│└ⅱ
結成・勧信
└
Ⅱ
料簡
├ⅰ
問
└
ⅱ
答
├
a
通じて祖文を引く
│├
イ
文に依る
││├
一
七箇の問答有り(¬論註¼)
│││├Ⅰ
大観二経の相違を会す
│││├Ⅱ
罪滅得生を論定す
│││└Ⅲ
別して十念の義を釈す
││└
二
摂抑二門に就きて二経の除取を分別す
││ └Ⅰ
「散善義」
│└
ロ
宗に依る
│ └
一
回心の人に約して以て二罪倶に摂することを顕す
│ └Ⅰ
¬法事讃¼
└
b
別して五逆を釈す
└イ
永観¬往生十因¼
尾題
証文類
標挙
題号
一
往相の真証を明かす【真実証釈】
├
Ⅰ
正しく証果を明かす
│├
ⅰ
釈義
││├a
果体を定む【果体出願】
││├b
出拠を指す
││└c
義意を述ぶ【証果徳相】
│└
ⅱ
引文
│ ├
a
経説
│ │├
イ
因願
│ ││├一
¬大経¼
│ ││└二
¬如来会¼
│ │└
ロ
成就
│ │ ├一
¬大経¼二文
│ │ └二
¬如来会¼
│ └
b
師釈
│ ├
イ
雁門(¬論註¼五文)
│ │├一
妙声功徳釈文
│ │├二
主功徳釈文
│ │├三
眷属功徳釈文
│ │├四
大義門功徳釈文
│ │└五
清浄功徳釈文
│ ├
ロ
西河
│ │└一
¬安楽集¼
│ └
ハ
終南(¬観経疏¼二文)(西方は涅槃界なることを明かす)
│ ├一
「玄義分」
│ └二
「定善義」
└Ⅱ
通じて四法を結す【四法結釈】
二
還相の悲用を明かす【還相回向釈】
├
Ⅰ
正釈
│├ⅰ
直明
│└ⅱ
出拠
└
Ⅱ
引文
├ⅰ
経説は註を指す
└
ⅱ
広く師釈を引く
├
a
略して別に還相回向あることを示す
│├イ
還相の義を挙ぐ(¬浄土論¼)
│└ロ
還相の名を出す(¬論註¼)
└
b
広く還相摂化の徳相を顕す(¬論註¼)
├
イ
摂化の徳相を顕す
│├
一
願の大義を明かす(観察体相)
││├Ⅰ
一生補処を釈す
││└Ⅱ
自在摂化を釈す
│└
二
願の由来を示す(浄入願心)
││├Ⅰ
願心荘厳を明かす
││└Ⅱ
広略相入を明かす
└
ロ
摂化の始末を証す
├
一
因
│├Ⅰ
因体を挙示す(善巧摂化)
│├Ⅱ
菩提心の義を示す(障菩提門・順菩提門・名義摂対)
│└Ⅲ
因徳を挙示す(願事成就)
└二
果(通じて上因に酬ゆるの果徳を明かす)(利行満足)
三
総じて往還の義を結ぶ【往還結釈】
尾題
真仏土文類
標挙
題号
一
正釈【真仏土釈】
├
Ⅰ
直明【仏土出願】
│├ⅰ
仏土を明かす
│├ⅱ
法義を示す
│└ⅲ
因願を指す
├
Ⅱ
引文
│├
ⅰ
経説
││├
a
本経
│││├
イ
正依
││││├
一
因願
│││││└Ⅰ
¬大経¼二文
││││└
二
成就
││││ └Ⅰ
¬大経¼
│││└
ロ
異訳
│││ ├一
¬如来会¼(不可思議光の名を出す)
│││ ├二
¬平等覚経¼(無量光明土の名を出す)
│││ └三
¬大阿弥陀経¼(諸仏に超過するの義を説く)
││└
b
末経
││ ├イ
¬不空羂索神変真言行¼(報土の義を顕す)
││ └
ロ
¬涅槃経¼(真報土は即ち涅槃界なることを顕し往生する者は悉く性を見ることを示す)
││ ├一
「四相品」
││ ├二
「四依品」
││ ├三
「聖行品」
││ ├四
「梵行品」
││ ├五
「徳王品」三文
││ ├六
「迦葉品」二文
││ ├七
「梵行品」
││ ├八
「迦葉品」二文
││ └九
「獅子吼品」
│└
ⅱ
師釈
│ ├a
北天(¬浄土論¼)
│ ├
b
雁門(¬論註¼六文、¬讃弥陀偈¼、計七文)
│ │├
イ
真土を証す
│ ││├一
清浄功徳釈文
│ ││├二
性功徳釈文
│ ││├三
大義門功徳釈文
│ ││├四
成就不可思議力釈文
│ ││└五
示現自利利他釈文
│ │└
ロ
真仏を証す
│ │ ├一
不虚作住持功徳釈文
│ │ └二
¬讃弥陀偈¼
│ ├
c
終南(¬観経疏¼三文、¬法事讃¼三文、計六文)
│ │├
イ
報身土を証す
│ ││├一
「玄義分」
│ ││└二
「序分義」
│ │└
ロ
報身土の真義を明かす
│ │ ├一
「定善義」
│ │ └二
¬法事讃¼三文
│ └d
憬興(¬述文賛¼)
└
Ⅲ
結成【真仏土結釈】
├ⅰ
正しく所明を結す
├ⅱ
対弁して徳を顕す
└
ⅲ
引文・勧進
└a
馬鳴¬起信論¼
二
対弁【真仮対弁】
├
Ⅰ
真仮を対弁す
│├ⅰ
先づ報の義を明かす
│└ⅱ
正しく真仮を弁ず
└Ⅱ
一篇の製意を述ぶ
尾題
化身土文類
標挙
題号
一
門内の方便を明かす
├
Ⅰ
正しく方便を明かす
│├
ⅰ
総じて身土を指す【総釈】
││├a
牒
││└
b
指
││ ├イ
仏を指す
││ └ロ
土を指す
│└
ⅱ
別して二願を釈す
│ ├
a
第十九願を釈す【要門釈】
│ │├
イ
直明【説意出願】
│ ││├
一
施権の意を明かす
│ │││├Ⅰ
所被を明かす
│ │││└Ⅱ
正しく施権を明かす
│ ││└
二
悲願の目を示す
│ ││ ├Ⅰ
行に約す
│ ││ ├Ⅱ
行信の益を明かす
│ ││ └Ⅲ
信に約す
│ │├
ロ
引文
│ ││├
一
直ちに諸行往生を顕して誘引の願意を示す
│ │││├
Ⅰ
能入の因を明かす
│ ││││├
ⅰ
因願を出す
│ │││││├a
¬大経¼
│ │││││└b
¬悲華経¼
│ ││││└ⅱ
成就を指す
│ │││└
Ⅱ
所入の土を明かす
│ │││ └ⅰ
¬大経¼
│ ││└
二
真仮の得失を対弁して廃立の仏意を示す
│ ││ ├
Ⅰ
経説
│ ││ │├ⅰ
¬大経¼
│ ││ │├ⅱ
¬如来会¼
│ ││ │├ⅲ
¬大経¼
│ ││ │└ⅳ
¬如来会¼
│ ││ └
Ⅱ
師釈
│ ││ ├
ⅰ
終南
│ ││ │├a
「定善義」(正しく終南を引く)
│ ││ │└b
憬興¬述文賛¼(更に他師を挙げて助証す)
│ ││ └
ⅱ
横川
│ ││ └a
¬往生要集¼
│ │└ハ
勧誡
│ ├
b
二経の隠顕を釈す
│ │├
イ
観経の三心を釈す【観経隠顕】
│ ││├一
問
│ ││└
二
答
│ ││ ├
Ⅰ
正釈
│ ││ │├
ⅰ
例を作りて略釈す
│ ││ ││├
a
立例
│ ││ │││├イ
標挙
│ ││ │││├
ロ
解釈
│ ││ ││││├一
顕を釈す
│ ││ ││││└二
彰を釈す
│ ││ │││├ハ
釈例(¬観経¼「序分」九文、「正宗分」四文、計十三文)
│ ││ │││└ニ
結成
│ ││ ││└b
正答
│ ││ │└
ⅱ
釈を挙げて広弁す
│ ││ │ ├
a
引文
│ ││ │ │├イ
「玄義分」二文
│ ││ │ │├ロ
「序分義」二文
│ ││ │ │├ハ
「散善義」
│ ││ │ │├ニ
「序分義」二文
│ ││ │ │├ホ
「散善義」
│ ││ │ │├ヘ
¬礼讃¼二文
│ ││ │ │├ト
¬観念法門¼
│ ││ │ │├チ
¬法事讃¼
│ ││ │ │├リ
¬般舟讃¼二文
│ ││ │ │├ヌ
¬論註¼
│ ││ │ │└ル
¬安楽集¼二文
│ ││ │ ├
b
釈義
│ ││ │ │├イ
通じて三経を判ず
│ ││ │ │└
ロ
別して観経を釈す
│ ││ │ │ ├
一
今経に就きて釈す
│ ││ │ │ │├Ⅰ
仏願を挙げて法義を標す
│ ││ │ │ │└
Ⅱ
開説に真仮有るを示す
│ ││ │ │ │ ├ⅰ
方便を明かす
│ ││ │ │ │ └ⅱ
真実を明かす
│ ││ │ │ └
二
一代に就きて釈す
│ ││ │ │ ├
Ⅰ
釈を挙げて意を述ぶ
│ ││ │ │ │├ⅰ
引文
│ ││ │ │ │└ⅱ
難易・権実の意を述ぶ
│ ││ │ │ └
Ⅱ
詳らかに法相を判ず
│ ││ │ │ ├ⅰ
聖道門を明かす
│ ││ │ │ └ⅱ
浄土門を明かす
│ ││ │ └c
正答
│ ││ └Ⅱ
結答
│ │└
ロ
小経の一心を釈す【小経隠顕】
│ │ ├一
問
│ │ └
二
答
│ │ ├
Ⅰ
正釈
│ │ │├
ⅰ
正弁
│ │ ││├a
隠顕有ることを明かす
│ │ ││└b
別して実義を弁ず
│ │ │└ⅱ
結成
│ │ └Ⅱ
結答
│ └
c
第二十願を釈す【真門釈】
│ ├イ
略して勧発す【説意出願】
│ └
ロ
正しく義を明かす
│ ├一
直釈
│ ├
二
引文
│ │├
Ⅰ
通じて上釈を成ず
│ ││├
ⅰ
正証
│ │││├
a
引経
│ ││││├
イ
因願成就を示す
│ │││││├一
¬大経¼三文
│ │││││├二
¬如来会¼
│ │││││└三
¬平等覚経¼
│ ││││├
ロ
随自真実を示す
│ │││││└一
¬観経¼
│ ││││└
ハ
真門の教相を示す
│ ││││ └一
¬小経¼
│ │││└
b
引釈
│ │││ ├イ
「定善義」
│ │││ ├ロ
「散善義」三文
│ │││ ├ハ
¬法事讃¼三文
│ │││ ├ニ
¬般舟讃¼
│ │││ └ホ
¬礼讃¼
│ ││└
ⅱ
追釈
│ ││ ├a
元照¬阿弥陀経義疏¼
│ ││ └b
孤山¬阿弥陀経義疏¼
│ │└
Ⅱ
別して真実を詳らかにす
│ │ ├
ⅰ
経説
│ │ │├a
¬大経¼
│ │ │├b
¬涅槃経¼(正因の義を詳らかにす)
│ │ │└c
¬華厳経¼(前を結び後を生ず)
│ │ └
ⅱ
師釈
│ │ ├a
¬般舟讃¼
│ │ ├b
¬礼讃¼
│ │ └c
¬法事讃¼二文
│ └三
結誡
└
Ⅱ
自喜を申べて結す
├ⅰ
所得の法を明かす【三願転入】
├ⅱ
所得を伝ふることを明かす
└
ⅲ
去就の所を示す【結説総勧】
├a
法義の通塞を明かす
├b
説人の是非を明かす
└c
所依の正不を明かす(¬大智度論¼)
二
門外の仮偽を簡ぶ
├Ⅰ
総標
└
Ⅱ
別弁
├
ⅰ
真仮を弁ず【聖道釈】
│├
a
聖浄二門の通塞を分別す【二門通塞】
││├イ
略示
││└
ロ
引文
││ └一
¬安楽集¼四文
│└
b
末法弘化の宗軌を顕示す【三時開遮】
│ ├イ
上を承けて道俗を誡む
│ └
ロ
弘化の宗軌を顕す
│ ├一
先づ末法の年時を定む
│ └二
¬末法燈明記¼を引きて正しく顕す
└
ⅱ
真偽を弁ず【外教釈】
├a
標牒【勘決邪偽】
└
b
引文
├
イ
経
│├一
¬涅槃経¼
│├二
¬般舟三昧経¼
│├
三
¬大集経¼
││├
Ⅰ
日蔵
│││├ⅰ
「魔王波旬星宿品」
│││├ⅱ
「念仏三昧品」
│││└ⅲ
「護塔品」
││└
Ⅱ
月蔵
││ ├ⅰ
「諸悪鬼神得敬信品」
││ ├ⅱ
「諸悪鬼神得敬信品」
││ ├ⅲ
「諸天王護持品」
││ ├ⅳ
「諸魔得敬信品」
││ ├ⅴ
「提頭頼大王護持品」
││ ├ⅵ
「忍辱品」
││ └ⅶ
「忍辱品」
│├四
¬華厳経¼
│├五
¬首楞厳経¼
│├六
¬潅頂経¼
│├七
¬地蔵十輪経¼二文
│├八
¬福徳三昧経¼・¬薬師経¼初文
│├九
¬薬師経¼
│├十
¬菩薩戒経¼
│└士
¬仏本行集経¼
├
ロ
論
│├一
馬鳴¬起信論¼
│├二
法琳¬弁正論¼一三文
│└三
法琳¬弁正論¼二文
├
ハ
釈
│├一
¬法事讃¼
│├二
智顗¬法界次第¼
│├三
宗暁¬楽邦文類¼
│├四
諦観¬天台四教儀¼
│├五
神智¬天台四教儀集解¼
│├六
大智(元照)¬盂蘭盆経疏新記¼
│├七
戒度¬観経扶新論¼
│├八
智顗¬摩訶止観¼
│└九
¬往生要集¼
└
ニ
外典
└一
¬論語¼
後抜【後序】
一
禀承に宗有ることを明かす
├Ⅰ
師の弘化を明かす
└Ⅱ
自の禀承を明かす
二
製作の由致を述ぶ
├Ⅰ
通じて感荷の恩徳を明かす
└Ⅱ
別して製作の由致を述ぶ
尾題